概況
JA長野八ヶ岳の管轄地域は、川上村・南牧村・小海町・南相木村・北相木村の1町4村で構成され、群馬・埼玉・山梨県の三県に接する位置にあります。850〜1,500mに至る高低差と内陸性気候などの自然条件を生かし、高原野菜を中心に特徴ある品目を生産しており、夏野菜の一大産地として全国的に有名な地域です。
交通の体系
国道141号とJR小海線が地域の交通の要になっています。しかし、山間地の宿命である道路網の遅れが産業活動や日常生活に大きな影響を与えています。このため道路拡幅やトンネル掘削等による主要地方道の整備が求められています。新幹線と上信越道佐久ICの開通により、人や物の流れが大きく変わりつつあり、農畜産物の販売戦略も様替わりすることが予想されます。将来的には中部横断自動車道が計画されております。
八ヶ岳高原一帯は、明治~昭和時代中期まで日本の他の農村と同じように稲作が中心で、働く馬の産地でもありました。
しかし、夏でも気温が高くならない土地のため、お米の生産にはとても苦労していました。
農家の人たちは、気候に負けない生産性の上がる作物はないかと研究を重ね、すずしい土地に適した、ハクサイ、ダイコン、コンニャク、カラマツの苗木などが作られるようになりました。
昭和10年(1935年)に鉄道(小海線)が通り、作物や商品を遠くの町へ出荷するようになりました。
その後、昭和35年(1960年)ごろからレタス、キャベツなどの高原野菜が新たに導入され、今では高原野菜の一大産地として発展しました。
正式名称 | 長野八ヶ岳農業協同組合 |
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本所所在地 | 〒384-1305 長野県南佐久郡南牧村大字野辺山106-1 |
設立年月日 | 平成13年3月1日 |
自己資本 | 114億128万円 |
出資金 | 40億898万円 |
組合員数 | 3,796人 |
職員数 | 228人 |
(令和5年2月末現在)